研究課題/領域番号 |
26293240
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
滝口 雅文 熊本大学, エイズ学研究センター, 教授 (00183450)
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連携研究者 |
岡 慎一 国立国際医療研究センター, エイズ治療・研究開発センター, センター長 (20194326)
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研究協力者 |
久世 望
村越 勇人
近田 貴敬
Zabrina Burumme
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | AIDS / HIV-1 / T細胞 / 変異 / HIV-1 / AIDS / HIV-1 / T細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞傷害性T細胞(CTL)の認識を障害するHIV-1の変異が、どのように病態進行に影響を与えるかを明らかにした。HIV-1感染者430名の解析から、CTLの認識に影響を与えている可能性がある283の変異を同定した。その内、HLA-B52/C12に相関した5つのPOL領域の変異は、HIV-1の増殖力を低下させ、4つのエピトープを認識するCTLにより選択されことを明らかにした。HLA-B52/C12を持った患者では、CTLによるHIV-1の増殖の抑制だけでなく、逃避変異が選択された場合でも、ウイルス増殖そのものが低下し、これによりエイズへの進行が遅れると考えられた。
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