研究課題/領域番号 |
26293294
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
小玉 正太 福岡大学, 医学部, 教授 (90549338)
|
研究分担者 |
伊東 威 福岡大学, 医学部, 講師 (70634400)
西中村 瞳 福岡大学, 医学部, 助教 (90597692)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 膵島移植 / 膵島再生 / 膵島移植部位 / 脾臓 / DAMPs / IBMIR / Rrm2b, Pla2g2d / Tlx1(Hox11) / 脾臓内膵島移植 / 移植膵島再生 / 再生医学・再生医療 / 1型糖尿病 |
研究成果の概要 |
現行の膵島移植部位である肝臓は、炎症(IBMIR)と障害を受けた膵島から放出されるタンパク(DAMPs)により、細胞障害を増長し自然免疫を介した炎症の負のスパイラルを呈することが知られている。膵島を脾臓に移植した結果、MCP-1、G-CSF、HMGB1などによる早期炎症反応が制御され、肝臓の1/4、腎皮膜下の1/2の膵島移植量で糖尿病マウスの血糖を正常化することが可能であり、さらに長期では、Tlx1(Hox11)関連遺伝子の検索で、増殖に関わるRrm2bと調節性T細胞やマクロファージなどで抗炎症に関わるPla2g2dの高発現が認められ、肝臓の1/8の膵島移植量で十分であることが判明した。
|