研究課題/領域番号 |
26293298
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
松原 久裕 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20282486)
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研究分担者 |
井ノ上 逸朗 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 教授 (00192500)
阿久津 泰典 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00375677)
村上 健太郎 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (40436382)
田村 裕 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50263174)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 食道癌 / ゲノム / エピゲノム / 分子治療 / 外科 / 癌 / 遺伝子 / トランスレーショナルリサーチ / 発癌制御 / 全ゲノムシーケンス / がん抑制遺伝子 / 遺伝子変異 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
食道癌切除標本および正常食道粘膜から抽出したDNAそれぞれの全ゲノム配列を決定した。食道扁平上皮癌におけるエクソソームシーケンスにより、今回の解析においてもTP53の変異が最多であり80%を超える極めて高い頻度であった。次いでZNF750に変異が多いことを確認した。 アレル特異的発現についてそれぞれの変異位置においてDNAとRNAの特異アレルの検出頻度を比較すると、多くの症例で変異をもつアレルが優位に発現していることを解明し、食道癌細胞ではアレル特異的な遺伝子発現が存在し、さらに癌の発生、維持に有利な遺伝子変異をもつアレルを発現している細胞が選択されている可能性が示唆された。
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