研究課題/領域番号 |
26293300
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
宮川 眞一 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (80229806)
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研究分担者 |
清水 明 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00447773)
本山 博章 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (20569587)
小林 聡 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (90334903)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 肝臓外科学 / 胆管癌 / 抗癌剤治療 / 分子標的治療 / 薬物療法 / オートファジー / 化学療法 |
研究成果の概要 |
胆道癌は未だ予後が悪く外科的切除を除き有効な治療法は確立されていない.われわれは,当研究室が見出した胆管癌細胞特異的結合ペプチドCop35(CCA-binding oligopeptide 35)が胆道癌細胞のオートファジー誘導に関与することに着目し,同機序を利用した胆道癌新規抗癌剤治療に関して検討した.結果,分子標的薬エベロリムスとCop35を胆道癌細胞株に同時投与することで,オートファジー抑制を介してエベロリムスの腫瘍増殖抑制作用が増強されることを確認した.本研究成果は細胞特異的結合ペプチドを用いた,難治性癌に対する新たな抗腫瘍療法コンセプトの端緒となり得る成果であると考えられた.
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