研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は複数の大腸癌発癌過程(前癌病変から癌病変)特異的microRNAs を網羅的解析し、分泌されたそれらのmicroRNAs が血清で検出できるか否かを検証することで、あらゆる癌発生過程を踏まえた散発性大腸癌の血清早期診断マーカーを同定することである。実際、我々は血液検体を用いた網羅的解析からmiR-1290を同定し、血清miR-1290発現を用いた大腸癌患者、大腸腺腫患者の診断能はそれぞれAUC=0.83, AUC=0.718であり、極めて有効な大腸癌早期診断血清マーカーであった。さらに大腸癌患者における組織miR-1290高発現なら発現に比べ良好な予後診断マーカーであった。
本研究結果を用いることで、大腸癌ならびにその前駆病変を早期に診断・同定しうる可能性が考慮された。
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