研究課題/領域番号 |
26293302
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
嶋田 裕 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30216072)
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研究分担者 |
清水 一治 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50456836)
武井 義則 京都大学, 薬学研究科(研究院), 講師 (30502455)
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連携研究者 |
伊東 祐二 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (60223195)
土屋 創建 熊本大学, 生命科学研究部, 講師 (80423002)
丸澤 宏之 京都大学, 医学(系)研究科, 講師 (80324630)
大辻 英吾 京都府立医科大学, 医学(系)研究科, 教授 (20244600)
塚田 一博 富山大学, 医学薬学研究部(医学), 教授 (90171967)
松本 治 千葉科学大学, 薬学部, 教授 (10231599)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 癌 / FGFRL1 / 食道癌 / 抗体治療 / 抗体作成 |
研究成果の概要 |
食道癌においてFGFRL1が予後因子であり、さらにDuoLinkによりFGF2の作用下にFGFRL1とFGFR1またはFGFRL1とFGFR4が共にHeterodimerを形成することを明らかとした。 FGFRL1ノックアウト細胞では細胞突起の減少、アクチンの形成障害、MMP-1の著明な減少が認められ、増殖速度の低下を生じた。マウス移植でも増殖速度の低下が認められ、組織所見では角化形成促進による分化傾向が認められた。 さらに単独で80%の増殖抑制効果が得られる抗FGRRL1モノクローナル抗体の作成に成功した。以上より、食道癌患者における抗FGFRL1抗体治療の可能性が示唆された。
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