研究課題/領域番号 |
26293343
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 東北医科薬科大学 (2016-2017) 新潟大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
河野 達郎 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (00313536)
|
研究分担者 |
生駒 美穂 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任准教授 (30432082)
紙谷 義孝 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (90381491)
|
連携研究者 |
澁木 克栄 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40146163)
古江 秀昌 生理学研究所, 神経シグナル研究部門, 准教授 (20304884)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
|
キーワード | μオピオイド / 急性耐性 / 痛覚過敏 / オピオイド / 疼痛 |
研究成果の概要 |
オピオイド鎮痛薬は強力な鎮痛薬であるが、鎮痛効果の急速な減弱(急性耐性)や痛みの増強(痛覚過敏)を引き起こすことが報告されている。しかし、これらの現象は機序が明らかにされていないだけでなく、その存在さえも議論の分かれるところである。脊髄スライス標本およびin vivo脊髄標本へのレミフェンタニルの脊髄への灌流投与は興奮性シナプス後電流の頻度を減少させたが、投与終了後に頻度の増加は認められなかった。これらの結果から、レミフェンタニルは脊髄後角ニューロンのμオピオイド受容体を介して、興奮性シナプス伝達を抑制することがわかった。しかし、これまで言われている急性耐性や痛覚過敏は確認できなかった。
|