研究課題
基盤研究(B)
嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3)喫煙モデルを用いた検討で、タバコ煙曝露により実験的嗅粘膜傷害後の再生が遅延することが示された。
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