研究課題/領域番号 |
26293388
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
平出 敦 近畿大学, IRセンター, 教授 (20199037)
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研究分担者 |
窪田 愛恵 近畿大学, 医学部, 講師 (50447942)
西内 辰也 兵庫県立尼崎総合医療センター(研究部), その他, 医師 (60588804)
田口 博一 近畿大学, 医学部, 講師 (90445669)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 救急医療 / ワークフォース / 当直 / 救急医 / 働き方改革 / 勤務時間 / 診療時間 / 救急蘇生 / トリアージ |
研究成果の概要 |
わが国においては、救急医療を担うワークフォースに対する調査研究は不十分である。病院および救急医に対して調査を行った。その結果、複数の医師がチームで時間外の救急診療を担当する病院は限られており、わが国では、多くの中小病院で一人の当直医が診療を担当して救急診療にあたっている実態が浮き彫りにされた。今後さらに学生・研修医等の若いワークフォースの視点や多職種からの視点も含めた調査や能力開発が求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
救急医療を担うワークフォースの確保は、極めて深刻な問題として顕在化しているが、この問題に対する調査研究は、まったく不十分である。救急患者の不応需にともなう問題が社会的に問題になると、救急医療を担っている医療機関にいかに患者を受け入れさせるかという対策に目が奪われ、この検討が置き去りにされてきた。また医師の働き方改革が問題にされながらも、具体的には医師の救急当直の実態は検討されていない。本研究は、救急医療の機能を担う、社会的にも喫緊の基幹的問題に対して、ワークフォースの現状を明らかにするとともに、継続的に進めワークフォース確保につなげるための調査研究である。
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