研究課題/領域番号 |
26293427
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 (2016-2017) 名古屋大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
山本 朗仁 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (50244083)
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研究分担者 |
伊佐 正 生理学研究所, 発達生理学研究系認知行動発達機構研究部門, 教授 (20212805)
上田 実 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00151803)
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研究協力者 |
加納 史也
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 末梢神経再生 / 顔面神経 / MCP-1 / sSiglec-9 / マクロファージ / シュワン細胞 / 歯学 / 再生医学 / 脳神経疾患 / 神経再生 / 炎症制御 / 瘢痕形成抑制 |
研究成果の概要 |
ラット顔面神経切除によって作られた神経隙間にコラーゲンスポンジに浸漬したヒト乳歯歯髄幹細胞の無血清培養上清(SHED-CM)を移植すると神経機能が劇的に回復する。SHED-CMから抗炎症性M2マクロファージ誘導物質(MCP-1およびsSiglec-9)のセットを特異的に枯渇させたdSHED-CMは神経再生効果を示さない。一方MCP-1/sSiglec-9を含むコラーゲンスポンジを神経隙間に移植すると、抗炎症性M2マクロファージを誘導、シュワン細胞橋を形成、軸索再生を促進し、神経機能が回復した。本研究はMCP-1/sSiglec-9が重度の末梢神経損傷に対して治療効果を上げる可能性が示唆された。
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