研究課題/領域番号 |
26293460
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 冨美子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (40297388)
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研究分担者 |
石田 孝宣 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00292318)
佐藤 菜保子 東北大学, 医学系研究科, 講師 (40457750)
有永 洋子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (90620667)
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研究協力者 |
佐々木 理衣
千葉 詩織
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 乳がん / 術後上肢機能障害 / がん看護学 / 症状マネジメント / リハビリテーション / 無作為化比較試験 / リハビリケアプログラム / 生活の再構築 |
研究成果の概要 |
乳がん術後上肢機能障害への教育介入効果の調査結果をもとに「乳がん体験者の生活の再構築を促進する包括的な長期リハビリケアプログラム」を作成した。プログラムは乳がん体験者の新たな病気の発症を防ぐとともにその人らしい生活を継続できるようにセルフケアや療養生活を支援する6要素で構築した。術後3年まで介入を受ける群と対照群、各70名のQOLを比較する無作為化比較試験を2019年2月から2022年6月終了予定で開始した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活の再構築を促進するリハビリケアは乳がん体験者を生活者としてとらえ、病気の新たな発症を防ぐとともに、その人らしい生活を継続できるようにセルフケアや療養生活を支援していくことである。長期にわたって乳がん体験者の生活機能をモニタリングし、医療保健に関する相談および教育活動を展開する。本研究によって、入院から長期にわたる乳がん体験者の術後上肢機能障害の予防改善を含む包括的なリハビリケアプログラムの有効性が検証されれば、医療者や乳がん体験者は今まで以上に生活の再構築を意識したリハビリケアに継続して取り組み、乳がん体験者のQOLを高めるプログラムとして期待できる。
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