研究課題/領域番号 |
26293466
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
野澤 美江子 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (40279914)
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研究分担者 |
荒尾 晴惠 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50326302)
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研究協力者 |
鈴木 直
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん看護学 / 意思決定支援 / 妊孕性 |
研究成果の概要 |
本研究は、がん生殖医療の視点で取り組む、がん患者の妊孕性温存に対する意思決定支援モデルを開発することを目的とした。がん患者のインタビュー調査や看護師への質問紙調査から明らかになった意思決定の課題をもとに、がん医療と生殖医療が連携を図りながら進める妊孕性温存に対するがん患者の意思決定支援モデルを作成した。このモデルは、がんの診断後、がん医療機関と生殖医療機関を行き来する中で、それぞれの施設で、専門職が連携しながら、対象の個別性に合わせた妊孕性温存療法に対する意思決定を支援するモデルである。このモデルによってがん生殖医療の連携が期待でき、セクシャリティに関連したがん患者のQOL向上に寄与できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1)がん患者の意思決定及び意思決定支援の様相が明らかになる:妊孕性温存に関連したがん患者の意識・体験が明らかになり、看護者の対象理解へつながる。またこれまで実施されてきた看護方略の改善や促進、新しい看護方略の提案につながる。 2)がん患者の妊孕性温存に対する意思決定支援モデルが開発される:がん看護及び生殖看護双方にとって、看護方略の提案になる。がん医療と生殖医療に携わる看護師が医師と協働で意思決定支援モデルを開発することによって、がん医療と生殖医療の連携も期待でき、それはセクシャリティに関連したがん患者のQOLの向上に寄与するものである。
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