研究課題/領域番号 |
26293476
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉本 照子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40294988)
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研究分担者 |
辻村 真由子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30514252)
長江 弘子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (10265770)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 訪問看護 / 新人訪問看護師 / 訪問看護ステーション / 自己決定的学習 / 実践力 / 訪問看護管理者 / 学習支援 / ツール開発 / 訪問看護師 / 新人 / 管理者 / 人材育成 / 教育力 / ツール / 指導者 / 成人学習者 / 経験学習 / 在宅看護学 / 訪問看護師育成 / 指標開発 / 看護学 |
研究成果の概要 |
後期高齢者が増加する中で、訪問看護師の育成は喫緊の課題であり、在宅療養者の居宅で単独で効果的に実践できるように、病院と異なる学習支援が必要である。しかし、従来、病院の看護師等が即戦力として期待され、新人訪問看護師(新人)への学習支援は未整備で、報告も少ない。本研究では、設置主体、利用者の特性等の異なる訪問看護ステーションにおける新人の自立までの学習過程、管理者・指導者の学習支援等をもとに、“訪問看護に関する知識・技術の個別的な適用”、“自己の実践の客観視と的確な報告”等の新人の学習課題を軸に、【利用者・新人双方に有効な単独訪問のための利用者の選定】等で構成した学習支援ツールを開発し検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新人訪問看護師(新人)は単独訪問における判断・実践にともなう責任等に不安を感じていたことが報告されている。国は訪問看護の整備を推進し、訪問看護ステーションが急増しているが、経験の少ない訪問看護管理者(管理者)が増加し、新人の育成に困難感を有している。本研究による新人の学習課題を軸にした学習支援ツールは、新人自ら学習課題に取り組み、評価を行なうためのてがかりとなる。また、管理者は、新人の自立までの学習過程を予測し、学習支援の役割認識をもち、新人を的確に支援できる。その結果、新人・管理者双方の力量を高め、訪問看護師を質的・量的に確保し、持続可能な在宅療養支援システムの構築に寄与する。
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