研究課題/領域番号 |
26300006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
宮岡 邦任 三重大学, 教育学部, 教授 (70296234)
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研究分担者 |
仁平 尊明 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (60344868)
吉田 圭一郎 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (60377083)
山下 亜紀郎 筑波大学, 生命環境系, 助教 (60396794)
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研究協力者 |
Olinda Marcelo Eduardo Alves IF-Sertão
Shinohara Armando Hideki UFPE-Federal University of Pernambuco
Nunes Frederico Dias UFPE-Fedaral University of Pernambuco
大野 文子 UFPE-Federal University of Pernambuco
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | セルトン / カーチンガ / 灌漑 / 果樹農業 / 干魃耐性 / 住民意識 / 画一的インフラ整備 / 干魃 / 塩類集積 / 災害リスク / 環境分析 / 環境変動 / 水資源 / 水循環 / ノルデステ / 水文環境 / 植物活動 / アスーデ / 旱魃耐性評価 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、セルトンに展開される持続可能な社会を構築するための統合的な水資源管理のあり方について検討した。 地域振興のための大規模灌漑施設の拡充や画一的インフラ整備は、ペトロリーナ市の経済発展に貢献しており、この地域で頻発する干魃に対する一定の耐性を構築出来た結果と捉えることができ、現状で灌漑による水資源管理は効果を発現できていると考えられた。一方で、貯水池や土壌の塩類化やカーチンガの植生構造の変化といった自然環境への影響が現れている。地域住民の干魃に対する意識は低下しており、現状では灌漑・生活用水としての水資源の枯渇以上に、インフラに必要な水力の確保の問題が顕在化しつつある。
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