研究課題/領域番号 |
26300008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
藁谷 哲也 日本大学, 文理学部, 教授 (30201271)
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連携研究者 |
江口 誠一 日本大学, 文理学部, 准教授 (00301789)
竹村 貴人 日本大学, 文理学部, 教授 (30359591)
羽田 麻美 日本大学, 商学部, 准教授 (70508746)
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研究協力者 |
石澤 良明
三輪 悟
宋 苑瑞
梶山 貴弘
比企 祐介
前田 拓志
林 実花
神戸 音々
佐藤 万理映
LOA Mao
BORAVY Norng
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 地形学 / 岩石風化 / 建築材料 / 熱環境 / 地盤工学 / 世界遺産 / 樹木伐採 |
研究成果の概要 |
本研究では,アンコール遺跡からアンコール・ワット,バンテアイ・クデイ,およびタ・プローム寺院を選定し,寺院を構成する砂岩材のクリープ変形と風化環境を有限要素解析や高密度の熱環境分析をもとに明らかにした。その結果,砂岩柱の基部に見られる凹みの形成には,従来から指摘されていた風化プロセスに加え,構造物の自重による応力集中が関与していることが判明した。また,寺院は日射による蓄熱のため高温化,乾燥化が進み,砂岩材に対する風化インパクトの増大が生じていることが推察された。アンコール遺跡保全のためには,日射を和らげる緑地の緩衝効果を見直すことが必要である。
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