研究課題/領域番号 |
26300034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
吉田 晃章 東海大学, 文学部, 講師 (60580842)
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研究協力者 |
Esparza Rodrigo ミチョアカン大学, 考古学研究所, 教授
Retiz Mario ミチョアカン大学, 考古学研究所, 助手
Rodriguez Francisco プレサ・デ・ラ・ルス考古学調査団, 団員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | メキシコ西部 / 遺跡 / 地域間交流 / 埋葬 / 建築 / 先スペイン期 / 発掘調査 / 埋葬文化 / メソアメリカ文明 / 文化交流 / 建築様式 / 岩絵 / 先古典期 / 遺跡踏査 / メキシコ西部地域 / 埋葬文化研究 |
研究成果の概要 |
中米と南米の文明間の交流について研究するにあたり、まず両文明に共通する文化要素として、紀元前300年から後600年に現れる特殊な形状の墓に関する調査をメキシコ西部地域で実施した。研究の結果、ブーツ型の墓の一部が遺構と関連していることに注目し、同地域で埋葬文化の伝統が地域間交流により、時代を追って西部地域から少なくとも東へ拡大することを確認し、拡大プロセスのモデル化に成功した。また、メキシコ西部ロス・アルトス地方の考古調査のパイオニアとしてロス・アガベス遺跡を発掘し、同地域で先例のない大型祭壇とピラミッドを発見した。調査資料は、地域間の交流が文明形成と発展の主な要因の一つであることを示している。
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