研究課題/領域番号 |
26301031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
野波 寛 関西学院大学, 社会学部, 教授 (50273206)
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研究分担者 |
田代 豊 名桜大学, 国際学部, 教授 (20441959)
坂本 剛 名古屋産業大学, 環境情報学部, 准教授 (30387906)
大友 章司 甲南女子大学, 人間科学部, 准教授 (80455815)
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研究協力者 |
蘇 米雅 内モンゴル工業大学
哈斯額尓敦 内モンゴル大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 正当性 / 決定権 / NIMBY / ゲーム / 内モンゴル自治区 / 当事者・非当事者 / 合意形成 / 地層処分場 / 迷惑施設 / 誰がなぜゲーム(WWG) / 高レベル放射性廃棄物 / 公共政策 / 権利 / シミュレーション・ゲーミング / 社会心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、迷惑施設の是非に関する自他の決定権の承認可能性の評価を“正当性(legitimacy)”と定義し、迷惑施設の決定権をめぐる合意形成過程を模擬体験させる教育・訓練用ゲームとして“誰がなぜゲーム/NIMBY版(WWG/NIMBY)”を開発した。教育・訓練用のWWG/NIMBYの有効性を確認するとともに、そのオンライン版の開発も行った。さらに、中国と日本での調査を通じて、迷惑施設に関わる当事者と非当事者の認知や情動過程を検証した。内モンゴル自治区での調査からは当事者のコミュニティにおける正当性の抑制が示唆され、日本での実験からは当事者と非当事者の合意形成における共感性の重要性が示された。
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