研究課題/領域番号 |
26301040
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
近田 政博 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (80281062)
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研究協力者 |
徐 国興 華東師範大学, 教授
胡 建華 南京師範大学, 教授
高 益民 北京師範大学, 教授
レ ドン・フォン ベトナム高等教育, 職業教育研究院, 院長
ヴォ ヴァンセン ホーチミン市国家大学, 社会人文科学大学, 学長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 大学教育 / 社会主義 / 教育政策 / 共産党 / 大学 / 中国 / ベトナム / 教育学 / 比較教育学 / 高等教育学 / 大学運営 / 大学評価 / 社会主義国 / 大学ガバナンス |
研究成果の概要 |
本研究を通して、社会主義国の政治・社会状況に沿った「アカデミック・フリーダム」の考え方が、両国において徐々に進行していることが明らかとなった。それは先進国の大学におけるアカデミック・フリーダムとは意味が異なり、社会主義体制や共産党支配を許容する範囲において、一定程度の「学ぶ自由」「教える自由」「研究する自由」を認めるものである。 この点は学問分野によって温度差があり、自然科学分野においては柔軟に、人文・社会科学分野においてはより慎重な姿勢である。学内党委員会の機能は「政治統制の機関」から構成員間の「既得権益の利害調整機関」および「大学の基本的な方向性」を示す機関へと変容しつつある。
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