研究課題/領域番号 |
26303014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤川 陽子 京都大学, 原子炉実験所, 准教授 (90178145)
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研究分担者 |
平 大輔 崇城大学, 生物生命学部, 准教授 (00569890)
津野 洋 大阪産業大学, 人間環境学部, 特任教授 (40026315)
尾崎 博明 大阪産業大学, 工学部, 教授 (40135520)
濱崎 竜英 大阪産業大学, デザイン工学部, 教授 (50340617)
藤井 隆夫 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (80165331)
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研究協力者 |
古川 憲治 熊本大学, 名誉教授
Phan Do Hung ベトナム国立環境技術研究所, 水処理研究部, 部長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 地下水 / アンモニア / アナモックス / 一槽型 / 鉄バクテリア / 処理 / ベトナム / 部分亜硝酸化 / 脱窒 / 砒素 / 菌叢解析 / アジア途上国 |
研究成果の概要 |
ベトナムに多い高濃度のアンモニア、鉄、砒素等を含む地下水への対策として,鉄バクテリア法による鉄と砒素除去の装置をベトナムの農村水道施設に設置したがアンモニア除去が課題であった.鉄バクテリア法処理水中に残るアンモニアへの対策として,一槽型の部分亜硝酸化アナモックス法であるSNAP法を適用することとし、種汚泥の培養の後、2017年8月に500LのSNAPリアクターとその後段の生物学的硝化槽を農村水道施設に設置した。処理水はベトナムの水質基準を満足した.菌叢解析の結果、鉄バクテリア法の生物濾材にアナモックス菌が定着繁殖していることが判明し、この菌がSNAP法の処理成績安定に寄与したと推察する.
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