ベトナム中部の伝統木造建築ディンの設計技術

• 研究課題/領域番号: 26303018
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 海外学術
• 研究分野: 建築史・意匠
• 研究機関: ものつくり大学
• 研究代表者: 林 英昭 ものつくり大学, 技能工芸学部, 講師 (70409671)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円); 2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2014年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: 建築史 / 東南アジア / ベトナム / 木造建築 / 建築技術 / 寸法分析 / 設計技術 / 建築歴史・意匠 / 東洋建築

研究成果の概要

ベトナム中部の伝統木造建築の設計技術の解明を目的に，伝統的な村落施設「ディン」を対象として，かつて阮朝の都を有した伝統のあるトゥアティエン・フエ省全域から142件を踏査してそれらの現況を整理し，また更にその中から良質な遺構32棟を選抜し詳細な実測調査してその寸法や架構形式を比較分析した．併せて現地にてベトナム語による図面集の出版を行った．学術的分析等の成果に加え，各遺構の詳細な図面化も固有の建築文化の記録としての意義が深い．

研究成果

• [国際共同研究] フエ科学大学建築学科(ベトナム)
• [学会発表] ベトナム・トゥアティエン・フエ省のディン32 棟の寸法分析 ヴィエトナム・フエ阮朝王宮の復原的研究（その203） (2018)
  • 著者名/発表者名: 林英昭・中川武
  • 学会等名: 日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] ベトナム・トゥアティエン・フエ省のディンの現況 ヴィエトナム・フエ阮朝王宮の復原的研究（その199） (2017)
  • 著者名/発表者名: 林英昭・中川武
  • 学会等名: 日本建築学会大会（中国）
• [学会発表] ベトナム中南部地域におけるHue式架構とQuang Nam式架構 ヴィエトナム・フエ阮朝王宮の復原的研究 その194 (2016)
  • 著者名/発表者名: 林英昭・中川武
  • 学会等名: 日本建築学会大会（九州）
  • 発表場所: 福岡大学
  • 年月日: 2016-08-25
• [学会発表] ベトナム中南部地域におけるHue式架構とQuang Nam式架構 (2016)
  • 著者名/発表者名: 林英昭，中川武
  • 学会等名: 日本建築学会
  • 発表場所: 福岡大学
  • 年月日: 2016-08-24
• [図書] フエ－ベトナム都城と建築－ (2018)
  • 著者名/発表者名: 伊藤毅，中川武，大田省一，初田香成，赤松加寿江，林英昭
  • 総ページ数: 170
  • 出版者: 中央公論美術出版
• [図書] Kien Truc Dinh Lang Tinh Thua Thien Hue (2018)
  • 著者名/発表者名: Hayashi Hideaki, Pham Dang Nhat Thai
  • 総ページ数: 194
  • 出版者: Nha Xuat Ban Thuan Hoa