研究課題/領域番号 |
26304003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
牧 輝弥 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (70345601)
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研究分担者 |
市瀬 孝道 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (50124334)
小林 史尚 弘前大学, 理工学研究科, 教授 (60293370)
柿川 真紀子 金沢大学, 電子情報学系, 准教授 (10359713)
松木 篤 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 准教授 (90505728)
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連携研究者 |
岩坂 泰信 滋賀県立大学, 理事・教授 (20022709)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | バイオエアロゾル / 微生物 / 越境大気 / 黄砂 / PM2.5 / 健康影響 / 真菌 / 接地境界層 / 乾燥地 / 大気浮遊微生物 / 高高度観測 / 越境輸送 / 越境汚染大気 / 微生物生態 / ヒト健康影響 / 生物多様性 / 細菌群集構造 / 大気微生物 / 微生物生態学 |
研究成果の概要 |
近年,中国沙漠地帯から飛来する黄砂とともに真菌や細菌(バイオエアロゾル)も長距離輸送され,その生態・健康へ与える影響に強い関心が集まる。そこで,砂塵(黄砂)による微生物の越境輸送を解明し,その生体影響評価に取り組んだ。黄砂発生源(敦煌)と飛来地(日中韓)において,高高度(1000m-3000m)の大気粒子試料を採取する大気観測(係留気球,ヘリコプター併用)を実施した。採取した試料に含まれる微生物群のゲノムDNAを解析することで、東アジア一円を拡散する大気微生物の群集構造と特性を明らかとした。さらに、動物実験によって、黄砂に付随する真菌がアレルギーおよび気管支炎の発症に関わることを突き止めた。
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