研究課題/領域番号 |
26304026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
安江 恒 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (00324236)
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研究分担者 |
城田 徹央 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (10374711)
檀浦 正子 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (90444570)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 気候変動 / 年輪年代学 / 周極域 / 永久凍土 / 土壌呼吸 / アロメトリー / 気候応答 / 同位体ラベリング / 13Cラベリング / 炭素固定 / 同位体 / 樹冠 / 根系 / 炭素同位体比 / 温暖化 / アロケーション |
研究成果の概要 |
周極域各地の永久凍土および非永久凍土上に生育するブラックスプルース,カラマツ,ゴヨウマツの地上部および地下部を対象とし,年輪気候学的手法,器官量の観測,光合成から器官形成に至る物質のトレーシング調査を行い,各地における成長制限要因をあきらかにした。永久凍土地域に成立する森林の肥大成長や炭素循環は地下部の低温に起因する根の機能や成長の制限,低い分解速度に加えて,凍結を維持することによる春期の乾燥ストレスや冠水ストレスの影響を受けていることが明らかになった。これらの影響の出現の仕方は,生育地の気候条件や常緑・落葉の別に代表される樹種の違いによって非常に大きく異なることが示唆された。
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