研究課題/領域番号 |
26304027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
伊東 明 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (40274344)
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研究分担者 |
名波 哲 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70326247)
上谷 浩一 愛媛大学, 農学部, 准教授 (80638792)
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研究協力者 |
松山 周平 酪農学園大学, 農食環境学群, 講師 (30570048)
モハマド モヒザ サラワク森林局, 研究員
スチュアート デイビス スミソニアン熱帯林研究センター, センター長
シルベスター タン スミソニアン熱帯林研究センター, 研究員
殷 亭亭 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 院生
奥野 聖也 大阪市立大学, 理学部, 学生
中谷 崇人 愛媛大学, 農学部, 学生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 熱帯林生態学 / 生物多様性保全 / 進化 / 系統 / ボルネオ / 生態学 / 熱帯林 / 保全 / 生物多様性 / マレーシア / サラワク |
研究成果の概要 |
熱帯雨林の保全に用いる指標としての「系統的多様性(同じ森林に離れた系統の樹木種がどれくらい生育しているか)」の意義と有効性を検討した。ボルネオ熱帯雨林樹木699種の詳細な分子系統樹を作成した結果、各樹種の成熟時最大サイズと動態特性(死亡率、成長速度など)は近縁な種ほど似ているが、ハビタットニッチ(どんな環境に生育しているか)は近縁種間でも異なっており、動態特性の似た近縁種の共存にハビタットニッチの多様化が貢献していると考えらえた。また、種多様性と系統多様性の関係は複雑であることが示され、熱帯雨林の保全指標としては、これら2つを組み合わせて用いることが有効であると考えられた。
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