研究課題/領域番号 |
26304031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小池 一彦 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (30265722)
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研究分担者 |
冨山 毅 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (20576897)
圦本 達也 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 西海区水産研究所, 研究員 (90372002)
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研究協力者 |
松岡 數見
Maung-Saw-Htoo-Thaw
Khin-Ko-Lay
Swe-Thwin
小原 静夏
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | ミャンマー / 海洋環境 / 基礎生産 / 珪藻 / マングローブ / 森林開発 / ミエック / ベイ / 水産学 / 海洋生態 / 海洋生産 / 濁質 / 雨季 / タチウオ / 植物プランクトン / 河川水 |
研究成果の概要 |
ミャンマーの沿岸漁業生産を担う環境要因をミエック市沖の現地調査によって調べた。5月末から半年間は雨季の影響を受け,大量の河川水が沿岸に流れ込み,同時に沿岸を「泥の海」にしていた。この著しい海水の濁りは,生態系の基礎生産者である植物プランクトンの光合成を妨げ,より上位の生態系(たとえば魚類)の縮小を招いていると思われた。この濁りはタニンダーリ川沿岸の森林伐採や,濁りを除去する役目をもつマングローブ林の減少に起因し,ミャンマーの持続的漁業のためには,これら陸域環境の保全も必要であると思われる。
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