研究課題
基盤研究(B)
本研究では、多種多様な代謝物を有するキノコ群の存在が期待されるネパールにおいて、野生キノコ150種以上を採集し、その抗酸化活性、メラニン生成抑制(促進)活性、抗アレルギー活性、抗菌活性について検討を行った。結果、数種の高い機能性を示す有望なキノコを発見し、中でもInonotus clemensiae は高い抗酸化活性、抗アレルギー活性、抗菌活性を示した。我々はその活性成分であるHispidinの単離にも成功し、その体内での安定性の高さも明らかにした。同様に高い機能性を示した菌のデータを含め、本研究で得られた知見は、ネパール産キノコの基礎知見となり、今後、産業への応用が期待される。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 3件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件)
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http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/sffps/results.html
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/sffps/shimizu_result.html#genchoronbun