研究課題/領域番号 |
26305012
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
川田 均 長崎大学, 熱帯医学研究所, 准教授 (80363480)
|
研究分担者 |
中澤 秀介 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (20180268)
島袋 梢 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (40735247)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | ピレスロイド / 抵抗性 / マラリア / 蚊帳 / 空間忌避 / ハマダラカ / ベッドネット / 常温揮散デバイス / 忌避効果 / 病害動物学 / 防除 / 国際情報交換(マラウイ) |
研究成果の概要 |
常温揮散性ピレスロイドであるメトフルトリンを用いた製剤(吊り下げ式ストリップ)の空間忌避効果が、マラリアの発生にどの程度の阻止効果を発揮するかをマラウイ共和国の大規模なフィールド条件下(家屋750軒)で確認したところ、媒介蚊の捕獲数はメトフルトリン製剤2回処理区(長期残効型蚊帳「オリセット・プラス」との併用)において、雨期の期間中(約5ヶ月間)有意に他の区よりも低下することが分かった。また、住民(10歳以下)の熱帯熱マラリア陽性率は、オリセットプラスのみの区においては処理前に比べ変化が見られなかったのに対し、メトフルトリン製剤処理区では、低下が見られた(陽性率50%→35%)。
|