研究課題/領域番号 |
26310105
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
本村 昌文 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (80322973)
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研究分担者 |
近田 真美子 福井医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00453283)
佐々木 守俊 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (00713885)
出村 和彦 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (30237028)
大貫 俊夫 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (30708095)
吉葉 恭行 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (50436177)
工藤 洋子 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (70438547)
加藤 諭 東北大学, 学術資源研究公開センター, 准教授 (90626300)
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研究協力者 |
諸岡 了介
日笠 晴香
島田 雄一郎
田中 菜摘
小泉 礼子
植村 友香子
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 死生観 / 介護 / 看取り / 思想史 / 老年学 / 老い / ケア |
研究成果の概要 |
本研究の主な成果は、①近代日本における「老年学」の草創期(明治末~大正期)では、人文学の研究が「老年学」の全体構想の中に位置づけられており、さまざまな分野を総合するという意識があったこと、②過去から現在まで「40歳」「40代」が身体的な問題から“老い”のはじまりと捉えられており、この年代の意味をあらためて考える重要性、③“老い”を考える際に「迷惑をかけたくない」という意識が日本において過去から現在にまで共通して見られ、この意識について歴史的、比較文化的に考察する必要性、の3点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、①これまで接点のなかった老年学研究と人文学研究との架橋を試み、人文学が基幹となる「老年学」研究のあり方を提示したこと、②机上のみの研究にならないように、積極的にケアの現場におもむき、そこに生じている課題に根ざしながら研究を展開し、超高齢社会における老いから死に至る生き方に資する多様な「老い」の観念や意識を明らかにしたことにある。
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