研究課題/領域番号 |
26310201
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
稲津 將 北海道大学, 理学研究院, 教授 (80422450)
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研究分担者 |
中野 直人 京都大学, 国際高等教育院, 特定講師 (30612642)
荒井 迅 中部大学, 創発学術院, 教授 (80362432)
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連携研究者 |
向川 均 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (20261349)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2014年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 温帯低気圧 / 数理科学 / 位相幾何学 / 数理気象学 / 予測可能性 / 力学系 / 画像解析 / 大気現象 / 数理物理 |
研究成果の概要 |
気象の長周期変動と予測:大気大循環モデルを用いた5,000年超の実験を実施した。対流圏の北半球冬季における4次元確率微分方程式を構築し、相空間内におけるデータの軌道束の多様体との関係を考察した。さらに、初期摂動育成法を大気大循環モデルに実装し、その初期誤差成長と長期積分結果の位相空間解析における多重実現を比較した。 温帯低気圧の形状変化:パーシステント・ホモロジーによる新たな低気圧追跡プログラムを構築した。スカラー場の極大点と鞍点の情報から併合木で再構成することで、ホモロジークラス間の近縁関係を明らかにした。このアルゴリズムで同定された低気圧はこれまでの気象学的研究と一致した。
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