研究課題
基盤研究(B)
環境に優しい生育促進用農薬の開発を目指し、フェアリーリングを引き起こすコムラサキシメジとシバとの共生関係を明らかにするとともに、遺伝子組換え技術に頼らない、劣悪環境下における食糧生産技術の構築を目的に検討を行った。ベントグラス根部より調製した有機溶媒可溶部のうち、メタノール可溶部にコムラサキシメジによるAHX産生誘導活性を見出した。トマト栽培において高温障害が発生する条件下にてAHXもしくはAOHを投与すると、正常果実の生産率が向上した。さらに、AOH投与により、低温における米収量の改善が認められた。
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Sci. Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 39087-39087
10.1038/srep39087