研究課題/領域番号 |
26310308
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山下 洋 京都大学, 学内共同利用施設等, 教授 (60346038)
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研究分担者 |
横山 壽 京都大学, 学際融合教育研究推進センター, 教授 (00372037)
杉本 亮 福井県立大学, 海洋生物資源学部, 講師 (00533316)
清水 夏樹 京都大学, 学際融合教育研究推進センター, 准教授 (40442793)
吉岡 崇仁 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (50202396)
笠井 亮秀 北海道大学, 水産科学研究科(研究院), 教授 (80263127)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 森里海連環 / 世界農業遺産 / 栄養塩 / 生物多様性 / 生物生産力 / 食物網 / 石倉漁 / ニホンウナギ / クヌギ林 / ため池群 / 森里海連環学 / 魚類生産 / 地域振興 / 河口 |
研究成果の概要 |
豊かな森林に恵まれた国東半島を流域とする桂川では、森林土壌由来の栄養塩が河川に供給され、それらが食物網を通して河口域の生物多様性やスズキ稚魚、ニホンウナギの生産に貢献する可能性が示された。森林には、水圏生態系に有害な微細粒子(<30μm)の河川への供給を抑制する効果も認められた。世界農業遺産に認定された国東半島・宇佐地域では、河川下流域でニホンウナギを漁獲するための石倉漁が行われている。ウナギ石倉は河口域に加入する小型ウナギに好適な生息場を提供し、餌料生物を生産する機能をもつとともに、世界農業遺産において地域の文化的景観を保全し人と自然をつなぐ重要な社会的役割を有することがわかった。
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