研究課題/領域番号 |
26310313
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
佐伯 雄一 宮崎大学, 農学部, 教授 (50295200)
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研究分担者 |
鮫島 玲子 静岡大学, 農学部, 准教授 (00377722)
城 惣吉 島根大学, 生物資源科学部, 助教 (20721898)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 根粒菌 / 優占化 / 群集構造 / 環境ストレス / 湛水 / 塩類化 / 栽培温度 / ストレス耐性 / ダイズ / 環境傾度 / 温度 / 塩類集積 / 耐塩性 / 共生窒素固定 / 根粒菌生態 / 環境適応 / ダイズ根粒菌 / 脱窒 / 共生 |
研究成果の概要 |
本研究では、有用ダイズ根粒菌の優占化に関する環境適応機構の解明と生態的特性の応用について湛水・塩類集積・温度の環境因子に着目して研究を行った。 完全脱窒能を示す有用根粒菌の優占化に土壌の還元状態が影響を及ぼし、脱窒に適した環境で有用菌が優占化し、後のダイズ栽培でも有用菌の高い根粒占有率が検出された。塩類化土壌ではSinorhizobium属根粒菌が宿主への高い感染性を示し、Bradyrhizobium属根粒菌は根粒占有率を下げた。一方、有用菌接種により高温でのダイズの生育阻害が緩和された。 以上、有用根粒菌の優占化のための環境因子の一部を明らかにし、温度ストレスへの接種の有用性を確認した。
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