研究課題/領域番号 |
26310316
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
林 清忠 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境変動研究センター, 主席研究員 (40355475)
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研究分担者 |
齋藤 雅典 東北大学, 農学研究科, 学術研究員 (40355079)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ライフサイクルアセスメント(LCA) / データベース / 食品サプライチェーン / シナリオ分析 / 国際研究者交流(アジア) / アジア |
研究成果の概要 |
アジア地域における主要農産物(コメ、パームオイル等)および関連する製品・サービスを対象とし、サプライチェーンの全体を考慮した環境影響評価を実施するため、農業LCAの研究者ネットワークを活用したデータ収集を実施するとともに、アジア農業に関するLCIデータを整備した。また、影響評価手法に関して、LCAにおける生物多様性評価手法の適用可能性等を検討した。以上に基づき、今後の社会変化等に対応して環境影響がどのように変化するかを検討するためのシナリオ分析を実施した。肥料製造シナリオ、土地利用変化シナリオ、輸出入シナリオ等の影響を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでアジア地域においては、農業・食品分野におけるLCIデータの構築に関する検討が十分に実施されていないため、LCIデータに関する成果は、アジア地域をはじめとした世界規模でLCA研究を展開する上での重要な一歩であると考えられる。また、シナリオ分析に関する方法論は、今後の社会変化の影響評価だけでなく、データが不十分な状況で評価を実施する上でも有用である。総じて、これらの成果は、持続可能な食品生産流通システムを構築する上で、さらには、持続可能な調達を社会に定着させる上で重要な意味がある。
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