研究課題/領域番号 |
26330006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村尾 美緒 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (30322671)
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連携研究者 |
添田 彬仁 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教 (70707653)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 量子計算 / 量子アルゴリズム / 高階量子演算 / 超写像 / オラクル / 量子操作 / 量子制御 / 並列化 / ハミルトニアン動力学 / 量子測定 |
研究成果の概要 |
ハミルトニアン動力学の制御化の超写像を近似的に実装する量子乱択アルゴリズムを発見し、未知のハミルトニアン動力学系と量子計算機を組み合わせて、未知ハミルトニアンのエネルギー基底状態に対する射影測定を実行する量子アルゴリズムの提案と、その精度および実装コストの評価を行った。また、ハミルトニアン動力学系を用いた量子計算として、断熱量子計算モデルにおける量子ゲート列の並列化可能性を示した。さらに、量子力学の範囲内で実装可能な超写像を高階量子演算と定義し、ユニタリ変換の制御化や複素共役化などを実装する量子アルゴリズムを提案し、高階量子演算における因果性・並列性・非局所性の関連を解析した。
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