研究課題/領域番号 |
26330027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
向谷 博明 広島大学, 工学研究科, 教授 (70305788)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インセンティブ / ナッシュ均衡戦略 / パレート最適 / シュタッケルベルグ戦略 / マルコフジャンプ確率システム / 誘因戦略 / 有限長通信連絡線モデル / インセンティブシュタッケルベルグ戦略 / 大規模半正定値計画問題 / 外乱抑制 / シュタッケルベルグゲーム / 確率システム / 確定外乱 / 制度設計 / 動的ゲーム / 確率微分方程式 / マルコフ連鎖 |
研究成果の概要 |
本研究では,需給均衡をリアルタイムで実現する新しい動的メカニズム設計の一端を担う理論的基礎を構築することを目指す.具体的には,まず,再生可能エネルギー等に見られる特有の発電時間変化や天候による発電特性を表す数理モデルをマルコフジャンプ確率システムによって構築する.その後,インセンティブシュタッケルベルグ階層戦略に基づき,フォロワーをリーダのチーム最適解に誘因するロバストなオンライン誘因戦略を導出する.特に,時系列を組み込んだ動的平衡を達成する戦略設計アルゴリズムを得ることを目指す.これにより,需給均衡をリアルタイムで更新し,システムの安定した運転を確保することを目指す.
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