研究課題
基盤研究(C)
本研究では非負データの確率密度関数をノンパラメトリックに推定するため、非対称カーネル法に焦点をおいた。先行研究のMIGカーネルを様々に拡張し、その結果、密度生成機と呼ばれる無限次元の関数で規定される「G-MIGカーネル密度推定量」の新しい族を提案した。それらの推定量に対し漸近バイアス・分散・平均積分2乗誤差などの公式を導出して、強一致性及び漸近正規性も証明した。一方、ガンマカーネル推定量、逆ガンマカーネル推定量を含む「Amorosoカーネル密度推定量の族」を提案し、その漸近性能を議論した。さらに、バイアス修正された密度推定量も考察した。漸近理論を確認するシミュレーション実験を実施した。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Journal of the Korean Statistical Society
巻: -
Journal of Statistical Planning and Inference
巻: 159 ページ: 37-63
10.1016/j.jspi.2014.11.003