研究課題/領域番号 |
26330093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
花川 典子 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (60351673)
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研究分担者 |
尾花 将輝 大阪工業大学, 情報科学部, 助教 (00710071)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ソフトウェア / インフラストラクチャ / 障害 / メトリクス / ログトレース / リプレイヤ / 実践的 / 障害特定 / コンフィグファイル / システムメトリクス / インフラストラクチャー / 複雑さ / ログ / 障害予測モデル / ネットワーク設計 / 障害管理 / オブジェクト指向 / 汎化 / オーバーライド / 設計書 / デザインシート / 規模 / 凝集度 / 結合度 / 自動計測 |
研究成果の概要 |
コンピュータシステムのインフラストラクチャとソフトウェアをシームレスに障害を特定するためのシステムアーキテクチャメトリクスを提案し,本メトリクスを使ったツール群を装備するシステム環境を構築し,実践的なプロジェクトにて検証した. まず,インフラストラクチャのネットワーク設計書等を利用してインフラの品質を示すメトリクスを提案し検証した.次にソフトとインフラの品質を融合して計測するためのシステムメトリクスを提案した.同時に本メトリクスの有効な開発工程の範囲を決めた.本メトリクスを取り入れたシステム環境と障害特定モデルを構築し,実際のプロジェクトで発生した障害の原因箇所を特定することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の大規模なコンピュータシステムの重要さはますます大きくなっている.障害が起きた時は社会は混乱し,世界経済に影響を及ぼすこともある.大規模システムはインフラとソフトが互いに影響しあって障害が発生する場合が多い.障害は早急な原因特定と修正が必要となるが,インフラストラクチャとソフトウェアの技術的,産業的な分断が早急な対応を妨げている.分断されているインフラとソフトの技術者たちはシームレスに障害原因を特定することが困難である.そこで,提案したメトリクスやツール群や環境を利用すると,インフラとソフトの区別なく障害原因箇所を特定でき,障害発生による社会への影響を最小限にすることができる.
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