研究課題
基盤研究(C)
本研究では、プレ等化技術を活用するセキュア通信を実現するため、伝送路状態に基づいた無線通信技術を提案した。本研究では、一般的な無線通信環境では、多数のマルチパス信号を受信する点に着目する。提案方式の送信端末は、送受信端末間の伝送路状態に最適化した信号をプレ等化技術により送信する。そのため、想定した伝送路状態である受信端末のみが送信端末からの信号を高品質に受信可能となり、受信信号の復調にも成功する。結果として、盗聴端末は異なる場所では伝送路状態が異なるため、受信信号の等化を行うことができず、受信信号の復調に失敗する。数値例より、一般的な伝搬環境において、セキュア通信を実現可能であることを示した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 9件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 5件)
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