研究課題
基盤研究(C)
電子透かしの透かし情報として二元線形符号のReed-Muller符号と拡大BCH符号の最小重み符号語だけを透かし情報として用い,かつ復号法の復号失敗を積極的に用いることで,透かし情報の取り出しにおける誤判定の確率を低減する手法を提案し,コンピュータシミュレーションにより有効性を確認した。また,近年応用が進んでいる軟値入出力復号法において,浮動小数点数の加減算における量子化誤差の透かしの検出率への影響が実用上無視できることを確認した。これらの符号と復号法を用いることで,電子透かしにおける冤罪の発生の抑制に効果があることを確認した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
Proceedings of the International Symposium on Information Theory and Its Applications
巻: 2014 ページ: 534-538