研究課題/領域番号 |
26330173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 正之 京都大学, 野生動物研究センター, 特任教授 (80280775)
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研究協力者 |
長尾 充徳 京都市動物園, 動物管理係長
山梨 裕美 京都大学, 野生動物研究センター, 特定助教
花塚 優貴 中央大学, 大学院文学研究科
塩田 幸弘 京都市動物園, 獣医師
岡部 光太 京都市動物園, 地区水産技術者
吉田 信明 (公財)京都高度技術研究所, 副主任研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 比較認知科学 / 動物園 / ゴリラ / 系列学習 / 知性の展示 / 認知的エンリッチメント / 作業記憶 / ニシゴリラ / 比較認知 / チンパンジー / テナガザル / マンドリル / 発達 |
研究成果の概要 |
京都市動物園では、「知性の展示」として、4種の霊長類(ニシゴリラ、チンパンジー、シロテテナガザル、マンドリル)を対象とした認知課題の学習の様子を公開している。課題はアラビア数系列の学習である。2011年12月生まれのニシゴリラ乳児は2017年3月までに1から13までの系列を習得した。この個体を対象として、系列の最初の数字である1に触れた時点で他の数字がすべて市松模様でマスクされる作業記憶課題を開始した。ゴリラ乳児は1から5までの数系列については、作業記憶課題でも80%以上の正答率を示した。作業記憶課題の習得過程においては、学習の効果が見られた。今後も系列学習課題を継続し、成績の推移を追跡する。
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