研究課題
基盤研究(C)
意識下の行動実験において、異動判定成績はプロソディーの異なる場合のほうが正答率が高かった。脳磁図実験と同じ変化量であれば有意な差は認めず、より小さい変化量の時に、ピッチの変化の向きによる正答率の差が最大となった。306チャンネル全頭型脳磁計を用いた20名の計測結果から不適切なものを除外して加算平均し左右半球それぞれで、逸脱反応の信号源を推定したところ、ピッチによる影響ではなくプロソディーとより関連した変化方向による効果が有意に大きいことが示された。したがって、音程変化文脈の影響をMEGによる生理的指標及び行動実験による指標の両方で示すことができた。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Clin Neurophysiol
巻: 128 号: 5 ページ: 734-743
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Neuroimage
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120005906988