研究課題/領域番号 |
26330182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
小川 時洋 科学警察研究所, 法科学第四部, 室長 (60392263)
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研究分担者 |
松田 いづみ 科学警察研究所, 法科学第四部, 主任研究官 (80356162)
常岡 充子 科学警察研究所, 法科学第四部, 研究員 (80623199)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アイトラッキング / 瞳孔径 / 記憶検出 / 隠匿情報検査 / 眼球運動 |
研究成果の概要 |
本研究では,情報・記憶検出のパラダイムである隠匿情報検査(Concealed Information Test, CIT)におけるアイトラッキング技術,特に瞳孔径指標の有用性を検討した。参加者が模擬窃盗課題を行った後に,記憶あり・なし条件を含むCITを実施し,瞳孔径および皮膚電気活動や心拍数などの自律系生理指標を計測した。 分析の結果,参加者が模擬窃盗課題で取ったものを質問した際には,そうでないものを質問した時に比べて10秒程度にわたって瞳孔径がより大きくなった。瞳孔径による記憶のあり・なしの識別性は,従来の自律系指標と比べて遜色なく,瞳孔径を追加することによる増分妥当性も示唆された。
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