研究課題
基盤研究(C)
本研究では、乳がん等の早期発見を目指し、柔軟性生体組織の複雑な触覚性状対して人間の曖昧的な触覚を客観的に定量的に実現し,柔軟な生体組織の弾性特性と粘弾性特性を同時に計測する触診センサシステムを開発した。具体的には、感圧導電性ゴム及びPVDFフィルム等の複数のセンサ受感材を使用しセンサを構築し、その出力から時間領域及び周波数領域の複数のパラメータを算出することにより、複雑な触覚性状を同時に検出することができた。自作モデルや乳がん触診モデルを用いて実験した結果、センサの有効性が検証された。
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