研究課題
基盤研究(C)
本研究は,触感の快・不快情動に対応する物理的条件を明らかにすることで,「心地よさ」をもたらす材料を設計することを目的とした。統計学的手法をもとに快・不快を決定づける物理的特徴を俯瞰し,さまざまな触対象に適用できる快・不快の定量的解釈を行った。その結果,流体の触感の快適性は不快因子が取り除かれることに対応しており,一方で固体の触感の快適性に関しては不快因子の寄与が小さく,快因子が大きく寄与していることが分かった。また物理的条件としては,流体の不快因子は特定の物理量と比例関係にあるのに対し,固体の快因子に関しては,単純な比例関係ではなく極大値を持つ特性を持つことが示唆された。
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