研究課題/領域番号 |
26330326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
雨宮 隆 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (60344149)
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研究分担者 |
伊藤 公紀 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (40114376)
山口 智彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (70358232)
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研究協力者 |
山本 哲也 東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 教授 (00259839)
佐々木 聡 東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (70262110)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 細胞 / 解糖系 / 振動反応 / 同期現象 / 酵母細胞 / がん細胞 / 解糖系振動 / 代謝 / 同期 / 細胞間コミュニケーション / 解糖系振動反応 / 情報伝達 / 生命機能 |
研究成果の概要 |
本研究では生物の振動・同期の生命機能を解明することを目的とした。従来,酵母細胞はある一定以上の細胞密度を越えなけば解糖系振動を行さないと考えられていたが,酵母細胞は孤立していても1細胞レベルで解糖系振動反応を起こすことを実験的に確認した。解糖系の数理モデル解析により,振動的解糖反応は定常的解糖反応よりもエネルギーの獲得効率が7~8%程度高いことが示された。また,酵母細胞をアルギン酸マイクロカプセルに封入し細胞密度を高めると細胞集団は解糖系振動反応を完全に同期させることを実験的に明らかにした。酵母と代謝類似性をもつがん(HeLa)細胞の解糖系振動反応を1細胞レベルで初めて観察した。
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