研究課題/領域番号 |
26340009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
佐川 志朗 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 教授 (30442859)
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研究分担者 |
江崎 保男 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 教授 (10244691)
内藤 和明 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 准教授 (50326295)
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連携研究者 |
田和 康太 国立研究開発法人土木研究所, 専門研究員 (20771348)
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研究協力者 |
三橋 陽子 前 兵庫県立コウノトリの郷公園, 獣医師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | コウノトリ / 野生復帰 / 氾濫原 / 安定同位体比 / 水田水域 / 河川 / 餌 / 食物網 / 安定同位体比分析 / 硫黄安定同位体比 / 野生絶滅 / 剥製 / 干潟 / 野生絶滅前個体群 / 採餌景観 / 餌動物 / ランドスケープ / 樹林化 |
研究成果の概要 |
1971年に絶滅した我が国におけるコウノトリ個体群の食物網構造を把握するために、コウノトリ剥製の羽根を採取して炭素、窒素および硫黄の安定同位体比分析を実施した。その結果、絶滅個体は2005年の再導入個体群に比べて、3同位体比とも高い傾向があり、これには海産魚の寄与が推定された。豊岡盆地では都市化および河道の直線化による氾濫原の減少、耕作地の減少により本種の採餌環境が消失し、海産魚も含めた多様な餌動物の採餌空間が減少していることが示唆された。
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