研究課題
基盤研究(C)
衛星画像データを用いた泥炭地領域の判定に資する技術として以下の成果を得た．・泥炭湿地林樹とアブラヤシ林樹の葉面分光反射解析から，アブラヤシ樹齢8-9年の葉には特異的な反射スペクトルが検出され，この特性を利用することにより分類が可能であることが示された．また，泥炭湿地林とアブラヤシを分けるための決定的な葉面分光反射特性は見られなかったものの，アブラヤシグループ（樹齢2-7年）と泥炭湿地林樹を含むグループとの分類が可能であることを示した．・マイクロ波センサ（SAR）による衛星画像を干渉させ，その地表面変動情報を抽出し，湿地林内において乾季雨季間で-4～3.8cmの変動幅を検出した．
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