研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は気候変動が北極域陸域に及ぼす影響を評価することにある。CバンドおよびLバンド合成開口レーダ(SAR)データを使用して、北極域にあるツンドラ湖(サーモカルスト湖)の凍結および融解のモニタリング手法を検討し、気候変動が北極域の陸域におよぼす影響を評価した。過去20年以上アーカイブされているSARデータを使用して、アラスカ北部に散在するツンドラ湖のCバンドおよびLバンドの後方散乱係数の変化を解析して、凍結および融解時期の変化や成長速度を抽出し、長期間における気候変動の影響を評価した。また、今後継続して利用可能なSARデータについても、本研究の目的のために使用可能か否かを評価した。
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東北の雪と生活(日本雪氷学会東北支部)
巻: 30 ページ: 11-16