研究課題/領域番号 |
26340016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
遠嶋 康徳 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 室長 (40227559)
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連携研究者 |
野尻 幸宏 弘前大学, 理工学部, 教授 (10150161)
中岡 慎一郎 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球環境研究センター, 研究員 (00450164)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 大気中酸素濃度 / 連続測定 / 大気-海洋ガス交換 / 炭素循環 / 酸素/二酸化炭素交換比 / 連続観測 / 酸素/二酸化炭素交換比 / 大気ー海洋ガス交換 / 船上観測 / 酸素/二酸化炭素比 |
研究成果の概要 |
洋上大気の酸素濃度は海洋の生物生産や鉛直混合等のプロセスに起因する大気-海洋間のガス交換を反映する。そこで、船上で長期間運用できる低流量型大気中酸素濃度連続測定装置の開発を行った。燃料電池式酸素計および非分散型赤外線CO2分析計を用い、流量や圧力の制御、除湿装置の改良により10ml/minの低流量での高精度測定を実現した。本装置を2015年12月より日本-北米間を定期運航する貨物船に搭載し、連続観測を開始した。酸素計は船の動揺で数十ppmの見かけの変動を生じたが、1時間の平均値ではその影響を2ppm程度以下に抑制できた。約1年間の観測から北太平洋の広範囲の酸素濃度の季節変動を明らかにした。
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