研究課題/領域番号 |
26340027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
田中 進 高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 教授 (70348142)
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研究分担者 |
保坂 公平 高崎健康福祉大学, 大学院健康福祉学研究科, 講師 (70108992)
山際 教之 高崎健康福祉大学, 薬学部, 教授 (70433638)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | カルシニューリン / アルキルベンゼンスルホン酸 / インターロイキン-2 / 非競合阻害 / 阻害物質 |
研究成果の概要 |
細胞性免疫に関与するカルシニューリン(CN)の阻害物質として、アクリロニトリルブタジエンゴム中から同定した直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)は、環境汚染物質として知られている。LASアナログを用いてCN活性阻害に関する詳細な検討を行ったところ、アルキル鎖の長さに依存して阻害作用は強くなり、陰イオン界面活性剤はLASによるCN阻害を回復させた。またLASは、非競合阻害によりCNを阻害することが示された。Jurkat細胞を使用して、ConA誘導性のIL-2を指標にLASの細胞性免疫に対する影響について検討したところ、LASは転写調節因子NFATを介してIL-2産生を抑制することが示された。
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