研究課題/領域番号 |
26340042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
鰐渕 英機 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90220970)
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研究分担者 |
魏 民 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70336783)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 1,2-ジクロロプロパン / 動物実験モデル / 発がん性 / 二段階発がん / 環境 / 癌 / 病理学 / プロテオーム / ゲノム |
研究成果の概要 |
本研究は、職業性胆管がんの原因物質のひとつとされている1,2-ジクロロプロパン(1,2-DCP)およびジクロロメタン(DCM)について動物実験モデルを用いて種々の検討を行った。その結果、1,2-DCPおよびDCMの単独曝露での動物試験において、マウスおよびハムスターで胆管発がん性はみとめられなかった。しかし、1,2-DCPおよびDCMの複合的な曝露は、1,2-DCP単独曝露と比較してより強い肝発がん性があることが明らかとなった。また、その腫瘍発生・増悪メカニズムとして、細胞増殖関連因子の発現亢進により、多岐にわたるシグナル経路が活性化されることが示唆された。
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